提携アスリートの高橋純一氏による「実践型育成プログラム」が12月24日(月祝)に開催されました。
「実践型育成プログラム」は、コンディショニングやトレーニングの世界にある「理論や知識と現場で求められているスキルの乖離を埋める」ことを目的とした少人数制のセミナーで、第4回(全6回)となる今回は「体を使い、力を発揮する」をテーマに実施されました。
セミナーの中で、動作を「INPUT」と「OUTPUT」に分解。
INPUT(体幹安定、下肢3関節へのアプローチ、パワーポジションの確立)ができて初めてOUTPUT(床反力、キックダウン動作、骨盤機能の安定化)に繋がることから、前半ではINPUT、OUTOPUTに関連する核となるトレーニングを実践。
後半ではINPUT/OUTPUTが連動してくるストレングスに関するトレーニングを進めていきました。
講義全体では、少人数制の良さを生かして、気になったタイミングで講義をストップして参加者が写真や動画を撮影したり、ディスカッションを行ったり、「一方通行にならずに、さらにすぐに実践につながる」ことを意識。
きちんと動きを意識することで
・漫然とメニューをこなすトレーニングになること
・パワーをつけてもそれを発揮できない状態
を防ぎ、トレーニングがパフォーマンス維持向上の軸となることを目指しました。
最後は「チームを指導する際に大切なこと」として、「見える化(共有)すること」「育成や調整、強化など分類すること」「それぞれのトレーニングの役割を明確にすること」を伝えました。
「実践型育成プログラム」はトレーニングやコンディショニングの世界における「現場力」「実践(戦)力」を向上させる少人数制のセミナーです。
プログラムは残り2回となっておりますが、途中からでも1回だけの参加でも十分に役立つ内容となっております。
ご興味のある方の申し込みをお待ちしています。
【実践型育成プログラム】
終了
第1回 9月24日(月祝)
「コンディショニング概論」「実践ウォームアップ」
そもそもコンディショニングとは?S&Cコーチとは組織にとってどんな存在なのか?
心も身体も温めるウォーミングアップとは何か?ウォーミングアップでチームを変える
終了
第2回 10月22日(月)
「動きを鍛える」
成長期の選手へのコンディショニング
組織における育成の考え方
終了
第3回 11月26日(月)
「走力をあげる」
ランニングはチームに必要か?
各分野別のランニングプログラムの設定方法
終了
第4回 12月24日(月祝)
「体を使い、力を発揮する」
チームにおけるストレングストレーニング考え方
瞬発的に力を出すには?チームにおけるプライオメトリクストレーニングの考え方
募集中
第5回 2019年1月28日(月)
「ストレッチについて」
リカバリーと可動域向上
チームにおけるストレッチの考え方
募集中
第6回 2019年2月25日(月)
「野球におけるストレングス&コンディショニング」
世界で戦えるS&C指導者になるために・・・